【SVシーズン6 最終219位】最終レート:2009 パオバレルディンルー
【はじめに】
初めまして、スーベニアと申します。
シーズン6お疲れ様でした。
思考の言語化の重要性が説かれているのを見かけ、今期は備忘録も兼ねて自分も構築記事を書いてみようと思いました。
使用構築↓
【構築経緯】
シーズン6から本格的に厄災環境に参加することとなり、鉢巻パオジアンに興味を持って、そこから構築を組み始めた。
現環境ではフェアリー枠にミミッキュやハバタクカミが採用され、それらは悪に対しての引き先としての機能を担い難い。
悪の一貫切りはディンルーやチオンジェンが担っていることが多く、パオジアン自身の氷の技範囲によってそれらにテラスを切らせやすい。
試合の早い段階でそれらにテラスを切らせることによって、悪の一貫ができると考えた。
以上の動きを狙いつつも、パオジアンを裏から安全に着地させることができる構築を目指し、脱出パックモロバレルによる対面操作を採用した。
パオジアンの圧でフェアリーテラスを切らすことができれば、モロバレルで押していける展開を取れる点も好相性である。
また、別構築のパオジアン+ガブリアスも使用感がよく、「パオジアン+地面」は基本選出に組み込みたいと考えた。そこでステルスロックを撒くことにより、裏のパオジアンの先制技圏内に入れるなどの動きが可能となるディンルーを採用した。
「パオジアン+モロバレル+ディンルー」を基本選出として、残りの枠を埋めていった。
【個体紹介】
パオジアン@こだわり鉢巻 テラス:悪
169(108)-189(252+)-101(4)-×-89(28)-170(116)
HB方面:ノーマルテラス鉢巻カイリューの神速耐え
HD方面:テラスを切れば、臆病C252のサーフゴーのゴールドラッシュを確定耐え
A:特化
S:最速ガブリアス抜き
つららおとし、噛み砕く、礫、不意打ち
わざわいのつるぎ
初手から圧をかけ、相手にテラスを切らせることを想定していたが、使ってみると実際には、初手からは選出し難いポケモンであり、後述の脱出パックモロバレルの対面操作により安定着地させ、そこから破壊することが多かった。
モロバレルにはサーフゴーが後投げされやすいため、そこにリーフストームを合わせ、パオサフゴ対面から崩すことを目指す。
Sを落とし、耐久に割くことによってサーフゴーの型に関わらず、着地させることが可能。
例)
サーフゴーがスカーフ→
こちらがテラスを切ることで、ゴールドラッシュを耐えて返しの噛み砕くで落とす。
サーフゴーがメガネ→
お互いがテラスを切り合う形になっても、相手のテラスを貫通して噛み砕くで落とし切る。(フェアリーテラス以外)
先制技で縛る範囲も凄まじく、ほぼ全ての対戦に選出した。
ディンルー@オボンの実 テラス:水
261(244)-131(4)-165(36+)-×-124(188)-70(36)
S:カバルドン意識で多少振った。
それ以外は効率が良くなるように振り分け。
わざわいの器
イーユイに対する引き先、電気の一貫切り、ステルスロック等持っている要素が色々えらい。
イーユイ入りの構築がかなり釣ってくる印象があったため、ステルスロックによって交換のリスクをつけるところから試合を始める。裏のパオジアンのリーチを伸ばすことにも繋がる。
ブーツカイリューがやや数を減らしており、ステルスロックの刺さりはかなり良かった印象。
挑発は、カタストロフィと合わせて受け崩し、カバルドンの展開阻止ができる他、詰め筋で裏のパオジアンが安心して不意打ちを打つことを可能にするために採用。
テラスはパオジアンとの対面を意識して水。
モロバレル@脱出パック テラス:鋼
221(252)-×-134(252+)-105-101(4)-50
HB特化
再生力
対面操作という観点から採用したが、今期かなり刺さりが良かった。毒菱の回収、フェアリーの一貫切りができること等が評価ポイント。
また一部構築は胞子の一貫を草テラスで回避しており、それらにはバレル対面でテラスを切らせ、裏のパオジアンの礫で落とせるようになるなどのシナジーがある。
チオンジェンやキョジオーン軸の対面ゴマにも最低限役割を持てるので、選出択になり難い点がえらい。
ミミッキュ+キノガッサ等の対面構築にも強く、選出率はかなり高かった。
フェアリーの一貫切りを維持しながら、氷技に強くなるためテラスは鋼。
セグレイブ@命の珠 テラス:電気
熱交換
巨剣突撃 テラバースト 礫 剣舞
191(4)-216(252+)-112-×-106-139(252)
準速A特化
水ロトム・ハッサムに勝てない+ウルガモスが重いため入ってきた補完枠。ウルガモスに強いまではいいとして、水ロトム・ハッサムの裏にいる鉢巻パオジアンに弱く、破綻しているなあと最終日使いながら思った。
一応、パオジアンと合わせて氷受けに対する役割集中も可能。
ロトム@火炎玉 テラス:ゴースト
157(252)-×-174(252+)-125-128(4)-106
HB特化
浮遊
けま様(@Ham _Tatsugiri)のシーズン5の記事を参考にさせていただきました。
【ヒトムジアン攻めサイクル】https://note.com/mikan_poke/n/nf5a2d8881486
シーズン終盤に入り、投げ難い構築が多くなってしまったため、選出率は低め。
しかし、地面の一貫を切っていたり、ゴーストテラスと合わせてイダイナキバや神速地震のカイリューを完封したりと要所要所で活躍してくれた。
また本構築ではモロバレルを基本選出としましたが、対面操作の着想自体は上記の記事からとなっております。
ハバタクカミ@ブーストエナジー テラス:フェアリー
141(84)-×-103(220)-168(100)-157(12)-183(92+)
ドレインキッス サイコショック 甘える 瞑想
こちらも以前どなたかの努力値配分を参考にしたのですが、忘れてしまいました。参考元を思い出し次第、追記します。
サイクルを回すことを基本とする構築を目指したが、ディンルーからの展開を取れるルートもあった方が戦術が広がると考え、採用した。また、見せ合い画面でドラゴンの一貫を切れていることも大きい。
使い所がわからず、ハバタクカミを出す試合は少なかった。この辺りをもっと研究すれば良かったなあと反省。
結果
TN 鰻 最終219位 レート2009
2000乗った時の写真。
終わりに
このロムはサブではあったのですが、100戦以内でレート2000を達成するなど、構築としての手応えはありました。
今期は用事があり最終日早々と撤退してしまいましたが、シーズン7はなんとか走り抜けたい所存です。
何か質問等ありましたら→ Twiitter @aye_yw